WEBディレクターのお仕事解説

サッカーチームの監督と言えば、試合に勝つための戦術やチームのレギュラーを決める役割があります。
「この試合のこのポジションを任せよう!。」Webでいうならば、デザイナーはこの人に任せよう!など、適材適所を見極める必要があります。
選手と同じで、得意不得意を把握することにより試合に勝つためのレギュラーを選ぶのです。

試合運びもWebディレクターの仕事です。ピッチに立つのは選手ですが、選手が自分の役割に徹することができるように指示をだすのは監督の仕事です

Webの場合は勝ち負けではなく、目的を達成する「勝ち」のみ存在します。
目的が達成できなかったから「負け」ではなく、「勝ちの途中」だと考えるのです。

WEBディレクターの業務範囲

作り上げる制作物の大きさにもよるのですが、デザイナーが多くいる会社もあれば、一人の会社もあります。
webデザイナーはコーディングまで手掛ける会社もあれば、案件の量によりデザイナーとコーダーを分ける場合もあります。
プログラムは外注であったり、ライター兼務のディレクターであったりと、働く場所により様々です。
内製のサービスであったり、受注したプロジェクトによっても大きく異なります。

プロデューサーやプロジェクトマネージャーとの違いは?

web制作現場ではプロデューサーは少ないです。テレビや映像の世界ではプロデューサーは存在します。
プロデューサーはゴールを決める仕事であり、ディレクターはそれに対して進行する仕事です。
しかしWeb制作の現場では主に、ディレクターがプロデューサーであることも少なくはありません。

一般的なWEBサービスの流れ

※全部メンバーがそろってる会社は大規模サービスに携わってると言えるでしょう
運営者を除いた場合でも、以下人数を最低そろえるとなると20人以上は必要となります。

大規模プロジェクトの例

運営者 / プロジェクトマネージャー / プロデューサー
  ∟プロデューサー / プランナー / プロジェクトマネージャー
    ∟ディレクター / マーケター / プランナー
      ∟チーフデザイナー / アートディレクター
        ∟デザイナー
          ∟オペレーター
      ∟SE / インフラエンジニア
        ∟バックエンドエンジニア/ インフラエンジニア /QAエンジニア / フロントエンドエンジニア
     

小中規模プロジェクトの例

運営者 / ディレクター
        ∟デザイナー
        ∟エンジニア(バックエンド、フロントエンド)

兼務している場合が多く、プロデューサー兼ディレクターや、デザイナー兼フロントエンドエンジニアなど、一概に上記図では当然当てはまらないので
 
プロジェクトマネージャ(PM)は制作現場ではあまりかかわることはないポジションです。
当然サービスの規模によって不要な場合が多いのですが、数千万円をかけたサービスなどではいて当然のことなのです。
携わる人が多く、半年や1年程度かかるプロジェクトを進行するプロジェクトの責任者といったところです。こちらの記事では主に、一般的なweb制作現場のディレクターをご紹介いたします。

一般的に、webディレクターにはどんなスキルが求められるのか?

「今日から君ディレクターね」と言われれば、それで終わりかもしれませんがどこでも通用するWebディレクターになりませんか?
外注を多く利用する会社や、自社(内製)で完結する会社など、規模や会社によって求められるスキルが全然違います。

指標を設定をする

ケーピーアイ(Key Performance Indicators)日本語では重要業績評価指数と呼び、webの世界だけではなくビジネスの世界で用いられます。簡単に言えば「目標値を決めよう」ってことです。
目標値を達成するための施策や行動のことをCSF(Critical Success Factor)やKSF(Key Success Factor)と呼びます。

このサービスは半年後には500人の登録を達成しよう!
現在の問題点を変えるためにこういった施策を展開し、このくらいのKPIを設定するなどを想定します。

数字を決める際に必要な例
経験値
過去の施策内容からの推測
KGIからの逆算